書評『自己組織化と進化の理論(ステュアート・カウフマン):At Home In the Universe (Stuart Kauffman)』

複雑系や創発、カオスなど昨今さまざまな場面で鍵となっている概念の出発点。BIMやコンピューテーショナルデザイン、インタラクティブ性など建築の分野でも既に相当にクリティカルになっている様々な情報的側面の展開可能性や、群知能やネットワークなど間接的にしかコントロールできないような対象を今後「デザイン」していく可能性(おそらくは建築や都市などの分野でこそより実践的に応用されるべき視点)等を考えるにあたって、ザ・マストの一冊かと。

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